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股関節の前面の筋肉が股関節痛を出す

股関節の前面の筋肉
分冊解剖学アトラス 第5版より改編して掲載

股関節の前面に、「腸腰筋」「大腿直筋」と呼ばれる筋肉があります。

これはもも上げなど、足を前に出す時に使われる筋肉です。

この「腸腰筋」「大腿直筋」に負担がかかり、炎症が起きたり筋肉が硬くなったりすると、股関節に痛みを引き起こす場合があります。

例えば、足を強く振り上げたり、反動をつけて起き上がったり、何かにつまずいたりした際に、股関節を痛めることがあります。

また、「腸腰筋」「大腿直筋」は歩く時や階段昇降など、日常生活で使う頻度が非常に多いため、痛みを我慢して歩いているとすぐに悪化してしまうため、注意が必要です。

股関節痛の特徴的な歩き

「腸腰筋」「大腿直筋」に負担がかからないようにするため、歩き方が変わってしまうことがあります。

代表的なものに内転筋歩行と呼ばれる歩行があります。

股関節の外側に開き、ももの内側の筋肉で歩く方法です。

このような歩き方をしていると、今度は内側の筋肉に負担がかかり、別の症状を発生させてしまう恐れがあります。

当院の腸腰筋の整体

腸腰筋に負荷がかからないように、筋肉を正常化しておくことをお勧めします。

腸腰筋は、下腹部の深部にある筋肉です。

触れる時に近くにある内臓が圧迫されると、不快に感じることがあります。

そのため、呼吸に合わせてゆっくりと深部へ入り、不快の無いように整体します。

また、腸腰筋は「大腰筋」と「腸骨筋」に分かれるため、それぞれの筋肉の走行に合わせて整体します。